睡眠「聴覚」 ~山縣~
街がクリスマスですね。
子供のクリスマスプレゼントを何にしようかと悩んでいる山縣です。
さて、前回は睡眠の質を上げる為の方法として「視覚」についてお話しさせていただきました。
今回もその続きです。
「聴覚」
皆さん、最近音楽は聞いてますか?
普段聞かなくても街やスーパーなどでも、色々な音や音楽を耳にする事があると思います。
実は、こういった「音」も睡眠の質に関係してきます。
人間の耳には「有毛細胞」という、感知した周囲の音を電気信号に変換して脳に送る、センサーの役割を果たしている細胞が約1万5,000個あります。
この有毛細胞は睡眠中でも常に活動していて、周囲の音を自動的にキャッチして脳に信号を送っているのですが、それを認知できるかは、その人の睡眠の深さに左右されます。
このシリーズの最初に睡眠には深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」の2種類があるといいましたが、レム睡眠の状態だと聴覚は起きているときと変わらないくらい鋭くなります。
難しく言うとこんな感じですが、簡単に言うと・・・
「寝ていても音は聞こえてしまう!」
ということです(笑)
つまり、寝る時に周りで騒々しい音や音楽がなっていると眠りが浅くなり、睡眠の質が落ちます。
なので、簡単な対処法を・・・。
①耳栓をしてみる
意外と寝てる時は音がしています。寝息や布団の擦れる音、ベッドがきしむ音など・・・それらの音を完全に防いでくれる耳栓はおすすめです。
②夕方以降は激しい音楽は聴かない
例えば、ライブハウスで熟睡して下さいと言われても、よほど疲れてない限りは難しいと思います。
これは脳が興奮して覚醒してしまうためです。
人によって向き不向きがあると思いますが、波の音や川の流れる音などリラックスできるような音を布団に入ってから、30分~1時間くらいまで流れるようにしておくと落ち着けますよ。
ちょっとした事ではありますが、是非お試し下さい。
次回は「嗅覚」です。
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